腹膜透析の猫

急性腎不全を起こした猫が搬送されてきた。

まず急性腎不全で行う一般的な静脈点滴療法や体液酸塩基平衡是正や昇圧剤投与などを実施。無尿性腎不全(急性腎不全無尿期)で尿が作られていない様子。何日も出ないと身体が耐えられなくなる。

1日24時間点滴および昇圧処置をし、尿が作られ始めるように尽くしてみたものの利尿が乏しく、治療方針変更で腹膜透析を実施。

猫の腹膜透析は犬の腹膜透析よりポートの閉塞率が高く、PD回収率も低いためポートのラインを増やすなど工夫が必要です。
この時期の外は炎天下、、うだるような暑さであります🥵
皆様水分補給など徹底致しましょう🚿