子宮水腫

ポメの子宮水腫のオペ。

術式は一般的な避妊手術と同様である。
この病気は子宮内に膿がたまる危険な病気である子宮蓄膿症と同様たまに来る疾患である。

子宮内に分泌物がたまってしまい子宮が拡張するという特徴がある。内部に貯留した液体が『水様』のものと『粘液様』のものを経験する。

症状は通常無症状である。子宮内の液体貯留が多くなると食欲や腹部膨満やおりもの過多などがであるが稀である。

一般的に子宮水腫は発情や黄体期と関連がなくずっと起こりうるが、子宮蓄膿症は発情2ヶ月後あたりの黄体期に発生が多い傾向にある。
この点が子宮水腫が女性ホルモンに関連していないのではないかと指摘されている点である。