トイプーのパテラ。
滑車溝の処理を終えて追加術式を探していたら関節外制動を選んだ。
結構パテラに対してアライメントの異常が重度で無い子のオペはこのパターンの術式を最終的に選択する事も多い。
今日は昼オペはパテラだけだったから昼休みは取ることが出来た🍱
この病気の治療指針は年齢とステージと関係が深い。(この月齢だからこの治療をというものではなく、どちらかというと膝蓋骨脱臼に関連した他の異常が出る前か出た後かでという分類)
・生後0-8ヶ月
身体の成長に伴い骨の成長も大きく起こる時期。
この時期にグレードが3以上の場合、成長に伴い
骨変形を起こしやすく注意。
・8ヶ月-2歳(痛みが出る前として)
この時期になると成長も徐々に止まり、10ヶ月-12ヶ月でほとんどの成長は止まる。
膝蓋骨脱臼単独では多くは痛みを発症しないが、 膝蓋骨脱臼に関連した異常(前十字靭帯断裂、半月板損傷、滑車溝糜爛、変形性関節症)により痛みが発症するケースが多い。
膝蓋骨脱臼は関節の不安定性を生じさせる疾患であるので関節がその不安定性により痛んでケアするより、痛む前にケアした方がダメージが少なくて良い。ケアする事により関節不安定性は抑えられるため、膝蓋骨脱臼により生じる様々な異常を外科的矯正をする事で未然に防げる利点がある。
・以降(痛みが出て以降)
多くは膝蓋骨脱臼による異常のいずれかで痛みが出た時の対処となるがその症状の強さは運動強度や生活環境、体重などの影響を受けるので一概ではない。しかしながらそれらにより生じた痛みは消炎鎮痛剤による疼痛管理、関節炎の進行を抑制する事である。
※上記のうち、2歳以降が痛みの時期のようになっているが、実際は痛みは何歳でも出得る。ただし、関節への負荷の蓄積が発症に関連がある変形性関節症の場合は比較的中高齢での発症が多い傾向である。
膝の手術後、どのくらいで歩行が可能になるか、リハビリはどのようにやったら良いか、今後機会があれば全体からの統計を出す予定である。
滑車溝の処理を終えて追加術式を探していたら関節外制動を選んだ。
結構パテラに対してアライメントの異常が重度で無い子のオペはこのパターンの術式を最終的に選択する事も多い。
今日は昼オペはパテラだけだったから昼休みは取ることが出来た🍱
この病気の治療指針は年齢とステージと関係が深い。(この月齢だからこの治療をというものではなく、どちらかというと膝蓋骨脱臼に関連した他の異常が出る前か出た後かでという分類)
・生後0-8ヶ月
身体の成長に伴い骨の成長も大きく起こる時期。
この時期にグレードが3以上の場合、成長に伴い
骨変形を起こしやすく注意。
・8ヶ月-2歳(痛みが出る前として)
この時期になると成長も徐々に止まり、10ヶ月-12ヶ月でほとんどの成長は止まる。
膝蓋骨脱臼単独では多くは痛みを発症しないが、 膝蓋骨脱臼に関連した異常(前十字靭帯断裂、半月板損傷、滑車溝糜爛、変形性関節症)により痛みが発症するケースが多い。
膝蓋骨脱臼は関節の不安定性を生じさせる疾患であるので関節がその不安定性により痛んでケアするより、痛む前にケアした方がダメージが少なくて良い。ケアする事により関節不安定性は抑えられるため、膝蓋骨脱臼により生じる様々な異常を外科的矯正をする事で未然に防げる利点がある。
・以降(痛みが出て以降)
多くは膝蓋骨脱臼による異常のいずれかで痛みが出た時の対処となるがその症状の強さは運動強度や生活環境、体重などの影響を受けるので一概ではない。しかしながらそれらにより生じた痛みは消炎鎮痛剤による疼痛管理、関節炎の進行を抑制する事である。
※上記のうち、2歳以降が痛みの時期のようになっているが、実際は痛みは何歳でも出得る。ただし、関節への負荷の蓄積が発症に関連がある変形性関節症の場合は比較的中高齢での発症が多い傾向である。
膝の手術後、どのくらいで歩行が可能になるか、リハビリはどのようにやったら良いか、今後機会があれば全体からの統計を出す予定である。