変性性脊髄症(DM)

本疾患は脊髄の神経細胞が加齢とともに変性していく疾患で、最終的に歩行困難、呼吸麻痺を起す退行性疾患です。主な罹患犬種にはWコーギ、Gシェパード、コリーなどがしられています。原因は神経細胞にあるSODという抗酸化酵素を作る遺伝子の欠落が指摘されております。通常、発症から末期的症状までの進行は2~3年かけて進む緩徐な進行ですが飼い主はQOL(生活の質)を障害されてしまいます。

当院では様々な内科療法、理学療法を駆使し治療にあたっております。