各種免疫療法のうち、比較的安全に行え、かつ治療効果が大きな治療法です。動物の体で作られる免疫蛋白質であるグロブリン蛋白を抽出した治療薬で、それを自己免疫疾患等に罹患した動物に静脈注射することにより、さまざまな効果が期待できる治療法です。欠点は薬価が高いことと、異種蛋白であるため反復投与出来ない事です。
ヒト免疫グロブリン注射(商品名:ガンマガード)を溶解後、0.5~2g/kgを4時間以上(通常6~8時間)かけて静脈投与いたします。投与は単回にとどめます